「エンタテインメントの未来を考える会 黒川塾(七)」に参加しました。
サイバーエージェント・ベンチャーズにて行われました、黒川文雄さんが主宰の「エンタテインメントの未来を考える会 黒川塾(七)」というトークセッションに日本ゲームユーザー協会会長として参加いたしました。一緒に登壇されたのは、ジンガジャパンの代表取締役CEOを務めた松原健二さん、日本eスポーツエージェンシーの代表取締役の筧誠一郎さん、猿楽庁の長官でお友達でもある橋本徹さんでございます。
普段の業務が漫才師なので、今までに経験したことのないイベントのスタイルに戸惑っており、登壇最初の言葉が「はいど~も~!」ですよ。それはそれは場違いのテンションでした。しかしそこで黒川さんの「おわらいですね~」的なツッコミがピンポイントでツボを押してくれたわけです。肩の力があっという間に抜け、感謝でしかありませんでした。
また皆さんは大先輩の方々ばかり、どんどんリードして僕に対して突っ込んでいただけるわけです。それはそれは協会のありかたなど説明しやすくしてくれました。お陰でフラフラ揺れながらもミットに届いたとは思います。それでも考えながら投げていたからなのか、トークの球威はあまり出ず、話し忘れも多い・・・いやはや反省でございます。
そんな中、みなさんはゲームを創る楽しさや、ゲームで技を競い合うことでプロのゲーマーという職業が生まれその職業が確立されるための道筋など、ゲームの未来とゲームで遊ぶユーザーの位置づけなども明確に考えておられると思いました。それを受けて僕が出来ることは少なく、出来るだけ楽しい場所を作りながらゲームから離れた方を引き戻す事やゲームを楽しんでいるユーザーをさらにクローズアップする事であったりと、どんどん企画することだと思っております。今後活動を重ねながら業界を盛り上げるひとつのパーツになることが出来れば素晴らしいことだなと考えております。
たまに橋本さんの顔をみて「僕は合っていますか?」サインを送ったり、楽しい課金方法をみんなで考えたりしているとものすごいスピードで時間は過ぎ、なんかもう気がつくと皆で集まって写真撮影です。それはもう楽しくみんなでカメラを見つめるわけですよ。ここにいる全ての人が見ているカメラのずっと先に見える未来の形は似ているのかもしれないと思ったら心があたたかくなりました。また、皆さんと協力していきながら盛り上げていきましょうとお話できたことはなによりも自分自身の糧になりました。
帰りながら考えていたんです。もしかすると近い未来ゲームばっかりしている子供が親に褒められたり、親からどんどんゲームを薦められる日が来るかもしれないなと。そんな日が来たら最高です。
- 23 3月, 2013